八木城(やぎじょう)は、養父市八鹿町にある城です。
1585年(天正13年)、八木城の城主となった別所重棟が、石造りの今の八木城を築いたと言われています。この時、別所重宗は1万5千石です、三木合戦で亡くなった別所長治の叔父です。
立派な石垣ですが、北側の城下町、街道の方だけです。1万5千石の動員力でこれだけの石垣は大したものだと言えると思います。
石垣の下には、昔からある土の城の郭をうまく使っています。城域は広いですね。
奥のより古い八木土城には枡形などあり、別所の頃の改造によるものでしょうね。
街道側、町側に石垣と言うお城は相当数に登るように思います。また、この城、破城にあっていないようです。但馬には出石以外は江戸時代のお城がないようですが(陣屋は除く)、この城や竹田城など破城されていないのは何故でしょうか?竹田城は生野銀山との関係、天領の城跡がどうなったか、八木城は何が原因でしょうね。大大名の領地では無かったからでしょうか?このあたりは天領でしたっけ?